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2020年度兵庫医科大学医学部一般Aの2次試験、一般Bの1次試験合格者が発表されました

一般入試Aの正規合格者数は142名

兵庫医科大学医学部一般Aの2次試験合格発表が去る2月14日(金)午前10:00に行われました。兵庫医科大学の合否照会は、主に次の2つの方法で確認することができます。1つは、大学のホームページを通してです。2つめは、インターネットの指定されたアドレスにアクセスする方法です。大学のホームページについては、正規合格者の受験番号が一覧でPDFファイルで掲載されます。インターネットのアドレスにアクセスして照会する場合、受験番号と誕生日の誕生年を除く下4ケタを入力して合否を確認します。2020年度一般Aの正規合格者数は、昨年度よりも26名多い142名でした。

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兵庫医科大学の補欠通知

兵庫医科大学は、正規合格者の発表と当時に補欠者の発表も行います。上記に述べたインターネットの指定されたアドレスにアクセスして確認する合否照会画面で「番号有補欠」または「補欠」と表示されれば、補欠者となります。そして、補欠者には補欠通知書が別途郵送されることになっています。

兵庫医科大学では、「番号有補欠」が補欠順位があるいわゆる1次補欠となります。また、「補欠」は補欠番号がないいわゆる2次補欠となります。過去3年間の入試結果を見ますと、補欠者は非公表となっていますので、1次補欠、2次補欠はそれぞれ何名かは定かではありませんが、2019年度入試は88名、2018年度入試は92名、2017年度入試は86名が繰り上げ合格しています。ですからこの3年間でみた繰上合格者数は90名前後となります。また、正規合格者数と繰上合格者数を合わせた総合格者数は、2019年度入試は204名、2018年度入試は202名、2017年度入試は166名でした。ですから、この3年間でみた総合格者数は170〜200名となります。

なお、兵庫医科大学の場合、公表されている繰り上げ合格者数には、繰り上げ合格の連絡時の時点で辞退した合格者は含まれていません。繰上合格者数は補欠から繰り上げ合格の連絡を受けて、入学手続をした合格者数です

ですから、繰り上げ合格の連絡時の時点での辞退者数を含めた総合格者数はもっと多いものと予想されます。

兵庫医科大学の繰り上げ合格の連絡方法

兵庫医科大学では、募集人員に欠員が生じた場合、補欠者の総合評価上位者から順次繰り上げて、電話で本人に入学の意思を確認することになっています。

当校調べでは、2019年度入試における補欠からの繰り上げ合格の連絡は2月下旬から始まり、3月下旬まで続きました。2020年度一般入試Aにおいても、2月21日(金)の正規合格者入学手続締切日以降に繰り上げ合格の電話連絡が行われるものと予想されます。補欠者だった方は、願書に記入した電話番号にかかってきますので、対応ができるように準備をしておきましょう。 

兵庫医科大学一般Aの過去3年間の入試結果(当校調べ)

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一般Bの1次合格者数は87名

一方、一般Aの2次試験合格発表と同時に、一般Bの1次試験合格者の受験番号が大学のホームページに公表されました。合格者数は87名でした。一般B初年度入試だった2019年度入試の1次試験合格者も87名でした。兵庫医科大学の一般Aと一般Bの受験番号は同一番号を使用しています。出願時に一般Aと一般Bを併願し、一般Aの2次試験と一般Bの1次試験の両方に合格した場合はそれぞれの合格発表に受験番号が掲載されることになります。2次試験は、英語の筆記試験(90分・150点)と課題型面接と個人面接(30点)が実施されます。昨年の英語の筆記試験は、60分で100点の配点でしたが、2020年度入試では試験時間の延長に合わせて配点も変更されています。