2021年度東海大学総合型選抜「希望の星育成」

2021年度東海大学医学部医学科入試情報が大学のホームページに掲載されています。
今回は、総合型選抜（旧 AO入試）「希望の星育成」についてです。

（1）「希望の星育成」の特色
（2）令和３（2021）年度入試要項
（3）主な出願書類と選抜方法
（4）試験内容
（5）2020年度入試結果

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（1）「希望の星育成」の特色

「希望の星育成」は2021年度入試で３年目を迎えます。従来の学力系入試では評価が困難であった学習意欲、使命感、人間性に重点を置いた人物重型の選抜試験です。「自身の希望を星につなぐ」ため、クラブ活動や課外活動などに情熱を注ぎ、医学・医療への強い意欲と目的意識を持ち、自ら学ぶ積極性を持つ現役生を募集するのがこの「希望の星育成」で求める学生像です。
大学からいただきました募集のチラシには、「バイタリティある現役生の挑戦を求めます！」と書かれています。この言葉にもありますように、積極的な意欲と行動力のある医学生を求めていることが分かります。
まとめますと、以下の項目に当てはまる方は受験を検討してみてはいかがでしょうか。

・現役生であること
・クラブ活動や課外活動にも情熱を注いできた経験があること
・医学・医療への強い意欲を持っていること
・熱意と行動力、そして協調性なども併せ持っていること

7月20日付で東海大学が、2021年度医学部医学科ＡＯ入試（希望の星育成）情報について医学科長によるメッセージ動画を公表していますので、興味のある方は是非ご視聴ください。

（2）令和３（2021）年度入試要項

■募集人員　５名
■年齢制限現役のみ
■評定平均３．８以上
■専併区分併願可
■出願期間令和２年９月２３日(水)から10月１５日(木)まで(締切日必着)
・合格しても他大学を受験することができる併願制であることが注目点です。
■試験日程
第１次選考 10/25(日)
第２次選考 11/15(日)
大学入学共通テスト 1/16(土)～17(日)

１次選考、２次選考、最終選考の３段階の選抜です。大学ホームページにもありますように、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後入学試験の日程や内容に変更が生じる場合は、随時こちらのページでお知らせしますので、入学試験の出願後等であっても注意が必要です。

（3）主な出願書類と選抜方法

■出願書類
・志望理由書
・活動報告書
・人物評価書(高校教員あるいはクラブの顧問等2名以上による作成が必要)
・調査書
■選抜方法
選考にあたっては、人物評価書・調査書・活動報告書・志望理由書を資料とし、本学で実施する小論文・面接試験・オブザベーション評価と大学入学共通テストを併せて総合的に判断し選考します。

（4）試験内容

■第１次選考 10/25(日)
●小論文課題文型・800字・６０分
●面接個人面接（面接官３人）・２０分
・小論文の問題は、大学発行「入試情報」に全文が掲載されています。

■第２次選考 11/ 15(日)
●※オブザベーション評価 170分・受験生：１グループ6人、面接官：2人
※当日発表される課題に対し、個人やグループで課題に取り組む態度や発信力などを観察し、志願者の意欲や熱意を確認するとともに、良医となるために必要と考える基本的な能力を評価します。端的にいえば、オブザベーション評価は、受験生の人となり、どんな人物なのかを観察する目的です。
●面接個人面接（面接官２人）・２０～３０分
・面接試験は第1次選考〔10月25日(日)〕(約20分×1回)、および第2次選考〔11月15日(日)〕(20～30分×1回)の２回実施されます。

■最終選考　大学入学共通テスト 1/16(土)～17(日)
●英語リーディング(100点×1.6)・リスニング(100点×0.4）　計200点
●数学数学ⅠA・100点、数学ⅡB・100点　　　　　　　　計200点
●理科物理・化学・生物から２科目選択　　　　　　　　　計200点
・合計得点率80％程度以上(480点以上／600点満点中)であることが最終選考の基準です