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2021年度金沢医科大学総合型選抜・学校推薦型選抜

金沢医科大学医学部のホームページに、令和3(2021)年度入学者選抜の一部変更及び試験日程等について掲載されています。

今回は現時点までに判明している2021年度医学部入試変更点と昨年まで特別選抜推薦入試(AO入試)、卒業生子女入試、指定校・指定地域推薦入試という名称で実施し、2021年度からは総合選抜型・学校推薦選抜型として実施する入試概要についてお伝えします。

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(1)2021年度入試変更点

昨年度との変更点を以下の表にまとめました。

 

変更前(2020年度入試)

変更後(2021年度入試)

名称変更

一般入学試験(前期)

一般選抜(前期)

一般入学試験(後期)

一般選抜(後期)

 特別推薦入学試験(AO入試)

総合型選抜(AO入試)

卒業生子女入学試験

総合型選抜(卒業生子女入試)

指定校・指定地域推薦入学試験

学校推薦型選抜(指定校・指定地域)

編入学試験

編入学選抜(募集しない)

選抜方法

試験:基礎学力テスト・個人面接

1次試験:基礎学力テスト

2次試験:個人面接

 

変更点のポイントは、次の2つです。

入試区分の名称が変更されること(上の表を参照)

・去年まで1回の試験で実施していた旧推薦入試が、1次試験と2次試験の二段階選抜に変更される

 変更後の各入試区分における募集人員の変更は昨年と同じです。
入試日程については、総合型選抜・学校推薦型選抜、一般選抜(前期・後期)の試験日程のみ発表されていますが、出願期間や合格発表日、入学手続締切日などはこのブログを執筆時点では未発表です。

※7月29日付で、令和3年度入学者選抜概要が公表されました。

(2)総合型選抜(AO入試・卒業生子女入試)と学校推薦型選抜(指定校・指定地域入試)

総合型選抜(AO入試) 、総合型選抜(卒業生子女入試)、学校推薦型選抜(指定校・指定地域入試)の3つの方式を1次試験の「基礎学力テスト」で選抜し、1次試験合格者に2次試験の面接を実施します。それぞれの方式の出願資格と試験内容をまとめてみました。(このブログを執筆時点では学生募集要項が未公表のため、募集人員と試験日以外の内容は、2020年度入試の内容を掲載しています)

募集人員 32名

総合型選抜 20名

(AO入試)

総合型選抜 7名

(卒業生子女入試)

学校推薦型選抜 5名

(指定校・指定地域入試) 

現浪制限

25歳以下

本学卒業生の子女かつ25歳以下

現役と一浪まで

専併区分

卒業生子女はAOとの併願可

専願

出身地制限

制限なし

制限なし

指定校は石川県・富山県福井県の高校出身者

指定地域は富山県氷見市に在住し氷見市長からの推薦者

主な出願書類

自己推薦書・推薦書/氷見市長推薦書(指定地域のみ)

試 験 内 容

1次試験

11/14(日)

本学

基礎学力テスト

英語、数学(ⅠAのみ)、理科基礎(物理・化学・生物から2科目選択)、一般問題(国語は現代文のみ、常識問題も)・100分・200点(各科目40点の配点か)

2次試験

11/29(日)

本学

面接

個人面接(面接官3人)・20分

本学を卒業後、金沢医科大学病院または金沢医科大学氷見市民病院において臨床研修(5年間)を行う意志が強固であるかどうかをみる

 

 

出願資格のポイントは、次の3つです。

・3つの方式すべて専願制であること(指定校・指定地域入試は出身地制限あり)
・3つの方式すべてで出願要件に卒業後附属病院または氷見市民病院で5年間の臨床研修を行うことが含まれていること
・卒業生子女志願者はAO入試との併願を可能であること

2020年度に新設した卒業生子女志願者はAO入試との併願を可能にし、AO入試、卒業生子女、指定校・指定地域のそれぞれの枠で合否判定を行います。

1次試験の基礎学力テストは、英語、数学ⅠA、理科基礎2科目、一般問題で構成されています。
面接では、卒業後金沢に残って地域医療に従事したい強い気持ちがあるかどうかが問われます。


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