2021年度岩手医科大学入試変更点

岩手医科大学医学部のホームページに、令和３年度入学試験概要が掲載されています。そこから以下の４点の変更点が浮かび上がってきました。

◎募集人員の変更

◎１次試験の英語と数学を２科目120分通しで実施

◎１次試験で実施していた小論文は2021年度は実施しない

◎１次試験の理科２科目の配点が150点（75点×２）に

（1）募集人員の変更

まず、2021年度医学部の募集人員を昨年度との比較でまとめた下の表をご覧ください。

	入試区分	２０２０年度（１２７名）	２０２１年度(１２７名）
学校推薦型選抜	公募制（全国枠）	１５名	１５名
	地域枠Ａ（岩手枠）	１５名	１５名
	地域枠Ｂ（東北枠）	８名	８名
	秋田県地域枠（秋田枠）	ー	２名
一般選抜	一般	８０名	７８名（－２）
	地域枠Ｃ（全国枠）	５名	５名
	学士編入学者選抜	４名	４名

秋田県地域枠を２名学校推薦選抜で選抜することに伴い、一般選抜の募集人員が２名減の78名となります。

（2）１次試験の英語と数学を２科目120分通しで実施

一般選抜の１次試験の英語と数学を２科目120分通しで行います。

一般選抜で２科目120分通しで実施する大学といえば、数学ⅠＡⅡＢ・物理・化学・生物・国語の５科目から２科目選択解答する帝京大学があります。

（3）１次試験で実施していた小論文は2021年度は実施しない

１次試験で実施していた小論文は2021年度は実施しません。英語・数学の２科目通しや、小論文の不実施は、新型コロナウイルス感染症対策の一環と考えられます。

（4）１次試験の理科２科目の配点が150点（75点×２）に

最後４点目は、１次試験の理科２科目の配点を100点＋100点の200点満点から75点＋75点＝150点になることです。


新型コロナウイルス感染症の影響に伴う追試験の実施等の詳細については、9月上旬に公表予定の学生募集要項で発表される見込みです。


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