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7/16(金)に日本大学医学部入試オンライン説明会を行いました

日本大学医学部の入試ご担当者の方をお招きし、オンライン形式で医学部入試説明会を行いました。主に2022年度入試の変更点と日本大学医学部の入学後の学生生活の様子をご説明いただきました。

日本大学医学部の2022年度入試は大きな変更点があります。医学部独自入試だったA方式が廃止されます。そして、N方式第2期を新規実施します。

募集人員97名のA方式の廃止は大きな変更点です。A方式と並行して実施するN方式が第1期と第2期の2回に分かれます。募集人員は第1期90名、第2期15名で、試験科目は第1期も第2期も同じです。第1期の1次試験は全国に試験会場を設けており、大阪にも試験会場があります。(第2期の1次試験会場は東京と湘南の2会場のみ)2次試験は、第1期も第2期も東京の医学部校舎で実施されます。

N方式の1次試験は、日本大学の全学部全学科統一方式の共通入試で、英語、数学、理科2科目がすべてマーク式です。日本大学のホームページには2021年度入試の過去問題が掲載されていますので、問題の難易度を確認するとよいでしょう。

N方式の2次試験が大きく変わります。昨年までは、適性検査、小論文、面接でしたが、来年度入試では、英語と数学の学科試験と面接になります。配点は英語、数学、面接が各60点の均等配点です。2次試験の英語と数学は医学部独自問題です。昨年度までのA方式の問題が参考になると思います。英語は、全問マーク式で、1次試験よりも難易度が上がると考えられます。また、数学は、記述式なので、答えを導くプロセスを重視するので途中式や考え方を丁寧に書くことを意識してください、というお話でした。

面接では、ネット出願時に入力した主体性についての内容について質問されるというお話でした。ネット出願時に、「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」を100字~500字の範囲で入力します。具体的には、高校入学以来の活動について行ったことを書くとよいでしょう。記入した内容を反映した質問をするということです。面接時間は約20分間ですので、書いた内容について深く質問されると考えられます。面接点が60点ですので、配点のウェイトも大きいですね。

日本大学は、16学部87学科短期大学部4学科を擁する総合大学です。120万人を超える卒業生を輩出し、医学部卒業生は1.1万人になります。

入学後の学生生活については、総合大学ならではの強みとして、入学後の先輩と後輩とのつながりが自然と深まる人間関係を築くことができる、という点が強調されていました。

先輩後輩間のつながりだけではなく、学生生活をはじめ様々なことを相談できるクラス担任制により、医師国家試験を全員で乗り越えようという意識ができ、医学部卒業後も仕事上でのつながりが深まるところが日本大学医学部の強みであることもお話いただきました。

日本大学医学部の受験をお考えの方で詳しい内容をお知りになりたい方はMedi-UPまでお問い合わせください。