医学部受験のプロがお届けする医学部受験情報ブログ

大阪上本町/西宮北口/京都にある医学部受験専門「Medi-UP」の進学アドバイザーが発信する医学部受験ブログ。個別指導×少人数集団授業で毎年医学部合格者を輩出しています!

9/4(土)に医学部入試合同説明会を実施しました。(兵庫医科大学 入試説明会)

f:id:pratinum:20200227104212p:plain

兵庫医科大学医学部の入試ご担当の方をお招きし、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら、医学部入試説明会を行いました。

f:id:pratinum:20210914210621j:plain

兵庫医科大学は現在武庫川に医学部キャンパスがあり、2022年4月に兵庫医療大学と統合することが、9月2日に兵庫医科大学のホームページで正式に発表されました。開学50年となる節目の年とも重なり、統合後は、医学部に加え、薬学部、看護学部リハビリテーション学部の4学部となり、関西最大級の医療系総合大学が誕生することとなります。

早速本題となる2022年度医学部入試情報についてのご説明がありました。
まず求める学生像については、アドミッションポリシーにある「常に努力を怠らない強い向上心」を大変強く強調されていました。医師となる明確な目的と情熱を持っているか、医師となった後も向上心をもって勉強を続けるかどうかを自分の言葉で語ることができるようにしてほしいということです。

入試配点が、一般選抜B(高大接続型)の2次試験の課題型面接・個人面接の配点が30点から40点に、英語資格試験・調査書の配点が50点から40点になります。

学校推薦型選抜については、全国から出願可能な一般公募制と原則兵庫県内の高校出身者(1浪まで)が出願可能な地域指定制の2方式があります。地域指定制に出願すると、仮に地域指定制で不合格であっても、一般公募制で再度選考されます。どちらも専願ですが、地域指定制で入学しても卒業後の就労義務はありません。ただし、通常の講義とは別にささやま医療センターで夏期休暇を利用した体験実習に参加します。

一般選抜は出願時に特別な資格が不要の一般Aと出願時に英語資格試験が必要な一般Bの2種類があります。一般Aと一般Bは併願可能です。一般Aと一般Bを併願した場合、一般Bの理科は1科目で判定するため、一般Aで受験した理科2科目のうち高得点科目が採用されます。また、一般Aの2次試験合格発表日と一般Bの1次試験合格発表日は同じ2月11日(金)です。なお、一般Bのみ受験する場合は試験会場が神戸会場のみになりますので、注意が必要です。

昨年度の入試結果について。まず合格得点率は、学校推薦型選抜の地域指定制が68.1%、一般公募制が67.2%で例年70%前後で推移しています。出願時の評定平均値よりも当日の試験での成績が合否に影響するということです。
一般Aは61.7%、一般Bは61.2%でした。補欠者については、一般Aの番号有補欠は150名でしたが、今年度は番号有補欠者全員には繰り上げ合格の連絡が回らなかったということでした。公表されている合格者数は正規合格者と入学手続を行った合計数で、繰り上げ合格連絡時の辞退者数は含まれていません。

兵庫医科大学の受験をお考えの方で詳しい内容をお知りになりたい方はMedi-UPまでお問い合わせください。