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獨協医科大学医学部入試オンライン説明会を行いました

10/25(火)に獨協医科大学医学部の入試担当の方をお招きし、オンライン・ライブ中継形式で入試説明会を行いました。

今回の説明会でお話いただいた内容を一部ご紹介させていただきます。

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獨協医科大学の特色について

獨協医科大学は、1973年に栃木県壬生町に開学した新設医学部です。キャンパスは、東北新幹線宇都宮駅から東武宇都宮線おもちゃのまち駅徒歩15分のところにあります。キャンパス内は東京ドーム7個分という広大な敷地で、医学部、看護学部と附属看護専門学校、大学病院が立地しています。また、敷地内には栃木県唯一のドクターヘリを配備しています。また、受験期に宿泊施設としても利用可能なホテルがあります。2023年4月には創立50周年を迎え、3年後の2026年には総合教育研究棟が完成予定です。
6年間の教育カリキュラムは、1年生前半に教養科目、1年生後半~2年生に基礎医学、3年生~4年生に臨床医学、5年生から1年間かけて病院実習を行います。栃木県の地域医療を担う特定機能病院として、1年生で地域医療学を学び、介護実技実習や救急蘇生術実習を行います。
臨床実習先となる病院は、キャンパス内にある大学病院の他、埼玉県にある埼玉医療センター、日光市にある日光医療センターの3つがあります。5年生の臨床実習先となる大学病院は、全国にある5,000を超える病院の中で全症例患者数が7位という非常に豊富な診療実績があります。埼玉医療センターは2週間、日光医療センターは2日間の実習を行います。

獨協医科大学が他大学と異なる強みもお話しいただきました。

臨床医だけではなく、研究医を養成する道も6年間のカリキュラムの中に組み込んでいます。自由科目ではありますが、「医学研究室」を開設しています。卒業後大学院で1年目から研究を学ぶことができるシステムは他大学にはないシステムだということです。授業の合間や放課後等に希望する研究室を訪れ、教員と共に研究を行い、学会で研究成果を発表することにより科学的探究心を育んでいます。

次に、学年担任制です。学生の勉強をはじめとする生活全般に関する相談に手厚く対応しています。1年生では21名の担任がいて、基礎医学の教員だけではなく、大学病院に勤務する現場の教員の方々もサポートしています。この人数の多さは他大学にはない強みであると、強調されていました。

入学してから1度も留年せずに卒業するストレート卒業率は90.2%、第116回(2022年)医師国家試験の新卒の合格率は94.7%でした。この合格率は、国家試験受験前の卒業試験をクリアできなかった学生も含んでいます。また卒業生の初期臨床研修先として獨協医科大学病院を選んだ割合は43.5%でした。

求める学生像

「患者及びその家族から、医療関係者をはじめ広く社会一般の人々から信頼される医師の育成」という医学部の教育理念をもとに、求める学生像は、アドミッションポリシーで定めています。大学案内にも記載されていますので、よく読んでおきましょう。

一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜

一般選抜は去年と同様に2日間実施し、試験日自由選択制です。2日間受験した場合は、合計点が高い日の得点が採用されます。採点は素点ではなく偏差値換算となります。1次試験は英語・数学・理科2科目の学力試験です。
大学入学共通テスト利用選抜は、1次試験が英語(リーディングとリスニング・数学2科目・理科2科目選択)です。2次試験は一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜どちらも小論文60分、面接官3名の個人面接15分です。
一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜を併願している場合は、1回の試験の受験でそれぞれ合格判定されます。

一般選抜も共通テスト利用選抜も2次合格発表時に、補欠順位のついた補欠通知書も出します。一般選抜と共通テスト利用選抜のそれぞれに出願し、どちらも補欠だった場合、それぞれの欠員状況により一般選抜と共通テスト利用選抜のそれぞれで繰上合格の連絡を行い、入学の意思確認を行いますので、連絡がとれるようにしておきましょう。

説明会では、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜の1次合格ラインの目安や2次試験の小論文、個人面接の評価方法についても説明いただきました。

獨協医科大学医学部の受験をお考えの方でより詳しい内容をお知りになりたい方はMedi-UPまでお問い合わせください。