医学部受験のプロがお届けする医学部受験情報ブログ

大阪上本町/西宮北口/京都にある医学部受験専門「Medi-UP」の進学アドバイザーが発信する医学部受験ブログ。個別指導×少人数集団授業で毎年医学部合格者を輩出しています!

あなたの医学部への想いはホンモノですか

Medi-UPの福田です

令和5年最初のブログを担当させてもらうことになりました。

せっかく機会を頂戴しましたので、Medi-UPを立ち上げた人間として、その歴史も少し触れさせてもらいながら、私が生徒さんにお伝えしたいこと(していること)を書かせてもらいます。

我々はアップという会社に属しているのですが、もともとアップには、医学部受験専門の部門というのがなく、浪人された生徒さんが困っているのを見て、何とかしてあげたいという想いでごく少数のスタッフと一緒に浪人生を引き受け始めました。
もう10年前になります。
あまり緻密な計算はなく、お願いに応える気持ち先行でPS(研伸館の個別指導部門)の片隅でささやかにスタートしました。

財務的に優良な会社ですが部門的には新規事業で予算が乏しく、集団授業は上田さんや松本さん中新さんたちに無理をお願いして、半ばボランティア的にスタートしました。
卒業や進路変更で今いない人も含めて立ち上げメンバーには本当に感謝しています。
ちなみに、大矢さんはまだ大学生で、時がたつのは本当に早いです。

最初は不十分なことばかりでしたが、ただなんとか生徒を合格させようという気持ちだけはみんなとても強くて、生徒のモチベーションや学力が上がるなら何でもしました。
例えば
・生徒と一緒に小テストを解いて競う(私も数Ⅲや単語テストを一緒に受けました)
・朝や夏前に運動をする(上本町校の8Fでフットサルやボルダリングをしました)
・実験をする(実際に実験器具に触わることや動物解剖をすることはとても刺激的でした)
・高卒生向けに朝の演習をする(規則正しく過ごしてもらうために始めましたが夜型の我々にはハードでした)
・面接対策を全員でする(ほぼ全スタッフが面接対応できるようになり、Medi-UPの強みになりました)
・大学説明会などを主催して入試情報を収集する(今では医学部受験の情報もとても豊富になりました)
…etc

コロナなど諸事情で形を変えたものもありますが、生徒の成績が伸びそうなことには全力で取り組んできたと思います。
自習室を充実させる際には、実はあの自習ブースにはとてもお金がかかっているので、会社的になかなか難しかったりしました。
もちろん授業そのものも毎年スタッフが全力で改善しながら今に至ってきていると思います。

前置き(Medi-UPの歴史)が長くなりましたが、我々は、なんとか全員を医学部に合格させてあげたいと強く願っています。
ただ、高卒生でも、8割、9割が合格した年はありますが、全員が合格した年は一度もありません。
『今年こそは全員を医学部に合格させよう!』と、スタッフと毎年誓い合うのですが…

何が足りないのか?
もちろん生徒さんによって足りない部分は違うのですが、それを超越して全員が合格できる塾になるために何が足りないのか?

幾つかあるのですが、その一つが、生徒さんに『覚悟を決めさせること』だと思っています。

学習環境が格段に改善された今のMedi-UPで最も必要なのは、生徒さんにどうやってその気になって最大限に勉強してもらうかだと思います。

『勉強は誰でもできるようになる、医学部は誰でも行ける』というのがずっと変わらない私の信条です。
但し、実際に成績が医学部合格水準まで伸びるのは、覚悟を決めて勉強した生徒だけです。
生徒さん個々の学力水準に拠りますが、医学部合格のためには日常の様々なことを犠牲にして、全パワーを勉強に注ぐくらいでないと、1年で合格できない生徒さんも少なからずいると思います。
(逆に言えばこうした生徒さんも、全力を尽くせば、医学部に合格できると思っています。)

医学部合格に必要な偏差値を考えると上位6%程度に位置したいのですが、どの世界でも上位6%以内の人というのは、人生を懸けるくらい真剣に取り組んでいるか、長く続けて習慣化されているか、またまたごくごく一部の天才かに限られると思います。
ただ、人生を懸ける覚悟で取り組めば、だいたいの分野で上位6%くらいにはなれると思っています。

様々な分野の中でも受験勉強というのは、努力が一番反映されやすいことの一つだと思います。
覚悟さえあれば誰でも医学部に行けます。
実際にとても低い偏差値で受験勉強を開始された生徒さんが、本気で勉強して最短で医学部に合格する事例もたくさん見てきました。
(実例は、Medi-UPの授業や面談でよく聞かれるかと思います。)

新年になりました。
今までの生活習慣を一新して、覚悟を決めて医学部受験を迎えるには最適な時期です。

もしこの記事を読んでくれているのが受験生でも、共通テストまで10日間、2次試験までなら最長で2か月もあります。
余計なことを考えず本気で取り組めば、まだまだまだまだ成績は伸びます。
今までにない覚悟を持って、医学部受験に取り組んでもらえればと思います。

追伸
もし面談などを希望される方がいらっしゃれば大歓迎ですので教室スタッフにご連絡ください。
東京にいることも多いですが、京都、上本町、西宮でも大丈夫です。

Medi-UP
福田 祥史