医学部受験のプロがお届けする医学部受験情報ブログ

大阪上本町/西宮北口/京都にある医学部受験専門「Medi-UP」の進学アドバイザーが発信する医学部受験ブログ。個別指導×少人数集団授業で毎年医学部合格者を輩出しています!

いよいよ新学年がスタートしますね。

 (それに先んじてMedi-UPでは、高卒生は2月・現役生は3月から始動しています)
この時期は多くの人が気持ちを新たにチャレンジする時期ですが、医学部合格に向けた本格的な学習を始める時期はいつが良いのかについて、今日はお話したいと思います。この質問に対する回答は十人十色、百人に尋ねれば百通りの回答がありますが、私は中学3年生と回答することが多いです。
 中高一貫校にお通いの生徒であれば、中学2年生までに中学内容が身についていることが前提としてありますが、では「なぜ中学3年生なのか?」をここからお話します。
皆さんご存じの通り、医学部は他学部とは異なり既卒生も多く受験に臨みます。やはり浪人生活の1年間、誘惑に負けずにやるべきことを愚直にこなしてきた生徒は理科をはじめ大きく成績を伸ばします。Medi-UPには高卒生も多く在籍していますが、毎年驚くほど学力を向上させ、浪人生活が始まったときには想像もしえなかった大学の合格を勝ち取る生徒がいます。(このあたりの話もいろいろとありますが、今回の話からは逸れてしまいますので、また機会があればお話したいと思います。詳しく知りたいという方は各校舎まで是非お問合せください)
 この大きく成績を上げた浪人生は、現役生にとってこれ以上ない強敵です。一部の推薦入試などを除けば、その強敵と同じ土俵で戦わないといけません。それならば、現役生も浪人生と同様に飛躍の1年(高校3年)を作り出せると対等の勝負ができるのではないかということになります。その考えをもとに「高校2年生までに一通りの学習を終え、3年生では演習を中心に」というイメージで逆算すると、中学3年生あたりからギアを一段上げ…となります。上手くギアを上げても実際は学校の授業や部活、行事など忙しく思い通りには進まないことは多くありますが、それはその都度、塾などのエキスパートに助言をお願いするのがベストだと思います。例えば、学校行事の影響で予復習が上手く進んでいない際には「学校行事などの手を抜きなさい」といったことは言いません。むしろ全力を尽くしてくるよう助言し、更にアドバイスしていきます。(詳しくはその際に)
 ただここまでお話した中学3年生からというのはそれまでよりギアを一段上げ、本格的な学習を始める時期の話で、それまでは学習進度の速い中学校の学習進度に遅れずについていくことが重要です。「理解不十分な科目や分野を作らないため」「正しい学習習慣を身につけるため」に中学1・2年生の低学年から個別指導などで学習していくこともお勧めです。  

Medi-UP上本町校 仲江将樹