今回は東海大学医学部の2021年度入試変更点についてです。
大きな変更点としましては、2点あります。
◎大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1
◎2次試験の小論文の試験時間が、30分から45分に15分間延長
変更前(2020年度入試) |
変更後(2021年度入試) |
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出願時の登録 |
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「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」について、中学校卒業後から現在に至るまでの期間の経験を50~300字程度で作成する。提出は出願要件としますが、点数化はせず入学後の教育の参考資料として活用 |
大学入学共通 テスト英語配点 |
筆記200点 リスニング50点 250点 |
リーディング160点 リスニング40点 200点に換算 |
2次試験 小論文時間 |
30分・500字 |
45分・500字に |
(1)大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1
1点目は、大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比が4:1であることです。大学入学共通テスト利用選抜の英語の配点変更により、650点満点→600点満点に変更になります。
4:1の配点比を設定している私立医学部は、東海の他に、順天堂、愛知医科(前期・後期)、大阪医科、福岡、産業医科となっています。
因みに「希望の星育成」の最終選考で実施される大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点比も4:1です。
(2)2次試験の小論文の試験時間が、30分から45分に15分間延長
2点目は、2次試験の小論文の試験時間が、30分から45分に15分間延長されることです。近年の東海の小論文は、かつて絵・写真を見て思ったことを記述する形式でしたが、ここ数年は希望の星育成も含め、写真とともに課題文を読んで記述する傾向になっているようです。