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「入試出願時の注意点」

 皆さんこんにちは。
 Medi-UP西宮北口校の田村です。
 今年は例年に比べて残暑が厳しく、9月に入っても長い間暑い日が続いています。ここ数日はようやく涼しくなってきた印象ですが、夏から先日までの暑さによって皆さんが感じている以上に体力の消耗も大きくなっているかもしれません。厳しい暑さの中、長時間勉強に取り組んできた生徒の皆さんであればなおさらではないかと思います。こういう時こそ、「一日三食しっかり食事を摂る」、「しっかり睡眠時間を確保する」、「勉強の合間にも小休憩を挟む」などを徹底してもらえればと思います。
 さて、本日は受験生が受験するにあたって必ず必要となる、「入試の出願時の注意点」についてお伝えしたいと思います。先日9/25(月)より、いよいよ「令和6年度大学入学共通テスト」の出願が始まりました。現役生の皆さんは学校を通じて出願手配となるところがほとんどだと思いますが、既卒生の方など、個人で出願される場合は、「卒業証明書」等の出願書類を揃えた上で、なるべく早めに出願を完了するようにしましょう。なお大学入学共通テストの出願締切は、「10/5(木)(消印有効)」となっていますので注意してください。
 入試の出願に当たっては、先述のように出願締切に注意していただきたいということも当然ではあるのですが、今回は加えて2点、医学部入試ならではの注意点をお伝え致します。
 1点目は、「志望理由書」や「自己推薦書」等の書類提出が必要となるケースがあるということです。特に学校推薦型選抜や総合型選抜、あるいは地域枠選抜の際に課される場合が多いのですが、この準備にも意外と時間がかかります。まずは自分で書いてみて、完成したら出願の前に必ず誰かに添削してもらうことをオススメします。誤字・脱字、そもそも「自己推薦書」が課されているのに「志望理由書」になってしまっている、その大学の志望理由としては内容が薄い、など、自身では気づけていなかった点を指導してもらうことでより精度の高い出願書類に仕上がることでしょう。また、これも医学部特有ですが、その出願書類も面接の参考資料や書類選考として扱われますので、出願書類と面接での自身の回答にも一貫性があることも求められます。その整合性の確認も合わせてこの出願書類作成の際にしておくとさらに良いと思います。
 2点目は、その面接試験が含まれることの多い2次試験に関することになります。大学によって対応は様々ですが、例えば、受験番号順に2次試験の面接も実施される大学では、出願が早い方が受験番号も早くなり、2次試験当日に集合時間に一斉に集合した後で不必要に自分の番まで待たされる可能性が低くなることもあるでしょう。また、ある大学では、出願順に受験番号を設定し、2日間ある2次試験の割り振りも受験番号が早い順に1日目から割り振られますので、2日間ある2次試験のうち、1日目に希望の場合は出願開始後すぐに出願すべきでしょうし、逆に2日目に希望の場合は締切ギリギリで出願する必要があると言うことになります。私立一般選抜では毎日のように1次試験や2次試験が実施される中で、自身の全体の受験日程を考慮しながらそれぞれの大学の受験日程を戦略的に決めていく必要がありますが、特に2次試験の日程については自身で出願時に選択できる大学もあれば、このように大学が出願順に2次試験の受験日程を割り振るところもあったりと、本当に医学部受験は戦略と情報が大切だと実感します。
 こういった点にも出願時に注意が必要ですので引き続き詳細を知りたい方は最寄りのMedi-UPの教室までお問合せください。

Medi-UPスタッフ一同、今後も皆様の合格を全力でサポート致します。

Medi-UP西宮北口校 
田村