基本編 第1問『医師を志したきっかけを1分間でお答えください。』
医師を志すきっかけは人それぞれですが、意外にパターン化されているケースが多く、個人の見解が伝わりにくい質問です。
医学部医学科の面接では、
・医師のあるべき姿や妥当な医師像について自分のビジョン(構想や理想像)を持っているか。
・そのために受験生はどのような人生を送り、目標のためにどのような努力をしたのか。
面接官は受験生の姿勢や能力の違い、医師としての適性を測るために様々な質問をします。
〈良くない例え〉
- 医療系ドラマを見て憧れを抱いた。
- 開業医の父に憧れて、父のような医師になりたいと思った。
- 社会貢献ができる仕事である。
→具体性の欠如・自身の志の欠如
〈質問で押さえるべき点〉
- 医療の実情を自分なりに理解し、そのために必要な日々の努力、患者のために苦学を惜しまない姿勢を面接の中に取り込む。
- 自分の経験を踏まえ、医師と患者の関係に真面目で誠実な自身の人柄を伝えることが大切。
医学部面接のポイント
◎面接は会話のキャッチボール
→聞かれていないことに答えたり、必要以上に長くしゃべらない。
◎あなたのことは一切知らない
→笑顔・礼儀正しさ・聞き取りやすさは印象に残りやすい。
コミュニケーション能力を試されるので注意が必要。
いかがでしたか?面接対策のポイントはつかめましたでしょうか?ぜひ参考にしていただければと思います。