2次試験は小論文と個人面接
2021年度東海大学医学部の1次試験の合格発表が2/7(日)に大学のホームページで行われました。2次試験日は2/11(木)、2/13(土)で出願時に選択した日に受験します。
東海大学医学部の2次試験の小論文は45分・500字です。2020年度入試は30分・500字で実施されていましたが、2021年度の試験時間が45分になります。小論文の出題内容は、絵や、課題文を読んで受験生自身の考えを論述する形式が近年の出題傾向となっています。
面接は面接官2人で約10~20分程度の個人面接を実施します。
小論文も面接も配点は点数化されておらず、段階評価です。
東海大学医学部の面接
東海大学医学部の面接の特長について。これまで質問された内容を過去の受験生からのヒアリングを元にまとめるとおおよそ以下のようになります。
・質問内容は極めてオーソドックスで、医学的知識を問う質問はしない
・小論文の直後に面接を実施するため、小論文に関する質問は基本的にされない
・評価ポイントはあくまで人物重視でアドミッションポリシーでもある「良医育成」の視点から人の痛みが分かる思いやりのある心優しい人物であるかを見極める
・質問に対していつまでも沈黙したり、的外れな回答をすると不合格の評価となる
面接は面接官2名から1人ずつ質問されるようで、近年の受験生からヒアリングした質問内容は、
・医師を志望した理由
・理想の医師像
・最近気になった医療ニュース
・親戚に医師はいるか
・なぜ東海大学を志望したか
・自分の長所と短所
・高校時代の部活動
でした。
特に、数ある医学部の中でもなぜ東海大学を志望したのか、という質問にはしっかりと準備をしておくようにしましょう。
東海大学医学部の小論文
東海大学医学部の小論文の出題のねらいは、医師としての資質の有無を判定する設問になっており、医学部教員が採点し、質問内容に対して忠実に自身の考えとその理由を論理的かつ筋道を立てて明確に記述しているか、です。
東海大学が発行している「2021入試情報」のp.85には、2020年度の2次試験に出題された問題が掲載されています。2次試験当日までに試験時間45分を計測して、実際に書いてみるとよいでしょう。