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入試直前の最後のメッセージ

 入試が近づいてきました。

 最近、昔のことをよく思い出します(昔といっても4,5年前ですが)。その時に扱っていた問題や、当時のppt資料などで自分が当時の教え子たちに伝えていたことなどの記録を残しているので、見返してみると、「変わらないもの」がたくさんあることに気付きます。中には、「こんなこと言ってたんだ」と、自分でも驚くことがありますが、根本はほとんど何も変わっていない気がします。過去は美化されていくものなので、全てを鵜吞みにしてはいけませんが、この時期だからこそ伝えておきたいことを綴ります。

 ① まずは英語に関するアドバイスです。最後まで「単語」をやって下さい。どうしてもこの時期になると、過去問、過去問、過去問、過去問、過去問、過去問…というように、勉強の優先事項が過去問を解くことのみに行きがちですが、最後まで汗をかかないといけないのは間違いなく「単語」です。受験本番でどうしようもなく途方に暮れた時、あなたを最後に救ってくれるのは「語彙力」かもしれませんよ。

 ② 自分の解答に「魂」を込めて下さい。日頃の練習の時も、1点も引かれないよう、句読点にでさえ細心の注意を払っているような生徒が合格します。要するに、練習の段階から必死でやっているかどうかで決まると思って下さい。「絶対に1点も引かれないぞ」・「採点者に自分のメッセージを届けるぞ」という気持ちを持って1問1問に真剣に向き合うしか前に進む方法はないし、その真実に気付くだけでも今後の伸びが違います。

 ③ 受験なので合格もあれば、不合格もあります。かつての教え子で、阪大センターリサーチ余裕のA判定でしたが、本番は残念な結果だった生徒がいます。誰がどう見てもよく頑張っていた生徒でした。合格発表日のあの時の気持ちは今でも思い出すだけで胸が苦しくなります。

 何が言いたいかというと、今春に後悔しないだけの勉強を必死にやれているか、自問自答してほしいということです。本当に受験は何が起こるか分かりません。もっともっと貪欲に勉強して下さい。周りの人から、絶対に合格してほしいと思われる存在であって下さい。本当に医学部に行きたいのであれば、それを掴み取るに値する努力をして下さい。

Medi-UP 英語担当
熊 遼太