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医学部入試の小論文(前編)

医学部入試の小論文

 今年の医学部入試、推薦から一般までどの大学も志願者が大きく増える大学があり、やはり新課程前年である影響も大きいでしょう。より激戦、混戦になることで通常の学科試験もさることながら、小論文や面接の重要性も増すと言えます。
今年すでに1次試験の合格発表があった川崎医科大学は50分で800字と、字数に対して試験時間がかなり短いです。兵庫医科大学は小論文で現代文型の設問が併せて問われるので、国語の対策で差がつく形式です。その他の大学でも時間が厳しめである場合が多く、また独特の形式で出題されたり考察を求められることもあるので、小論文を書き慣れておかないと本番で苦労する場合もあるでしょう。
 
 これから2次試験に臨む受験生で小論文に不安のある人は、以下の記事を是非参考にしてください!
 ①小論文頻出テーマの対処法「高齢社会における医療問題」

 ②小論文における医療以外のテーマや課題文についての対処

 ③課題文要約ってどう書くの?
 
 一方、国公立大学の前期試験でも京都府立医科大学横浜市立大学などで小論文が出題されますが、後期試験や、学校推薦型選抜(推薦入試)・総合型選抜(AO入試)では多くの大学で小論文が課される傾向があります。
科目は「小論文」とされていても実質は英語・数学・理科の力を問う問題である場合や、滋賀医科大学の学校推薦型選抜での小論文(120分、3問構成、計1,400字以内)のように、幅広いテーマの資料の出題から受験生の理解力・思考力・表現力を評価するものまで様々です。<後編に続く>


Medi-UP 土肥真輔