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直前期の学習

 私立医学部の前期入試も後半に突入し、まもなく国公立大学の前期試験も始まります。まさに入試の最中という受験生も多いと思います。とにかく自分の力が充分に発揮できるようにと祈っています。

(物理担当 有森拓也 講師)

  今回はそんな受験期の学習方法について少し書いてみます。まず多くの受験生が行うのが過去問を解くことでしょうか。これはもちろん間違っていません。過去問があるのであればそれを解かずに本番に臨むのは相当不利です。まず、形式や難易度を知っておくだけで当日落ち着いて試験に臨むことができます。もちろん傾向や形式は変わることもありますが、それはむしろ例外でほとんどの大学では例年通りの形式の試験が行われます。また、過去問はもう出題されないという考え方もありますが、意外と同じテーマの問題が繰り返し出題されます。やっておいて損はないはずです。
 では過去問だけをやっておけば充分なのか?それは全く違います。過去問をやることで、自分の弱点を発見することや問題を解く優先順位や時間配分などを考えておくことは大切ですが、それだけでは合格の可能性はほぼ上がりません。大切なのは、「できるはずあるいはできると思っていたけどできなかった問題」をピックアップし、今まで学習してきたテキスト等でしっかり復習することです。ここで、今まで学習してきたものというのがポイントで、今から新しいものに手を付けることは絶対にやめましょう。新しいものを吸収して自分のものにするには相応の時間が必要です。明日明後日の入試に間に合う可能性はないと言っていいでしょう。
 というわけで、直前期には過去問を中心としながら今までの学習ノートやテキストの見直しのみで本番に臨むことをお薦めします。
 最後に、一番大事なのは最後の瞬間まで諦めずに問題に取り組むことです。厳しい戦いですが、全力でぶつかって合格を勝ち取ってください。

Medi-UP講師 物理科
有森 拓也

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